海外の掲示板を見ていたところ、「ロリィタをやってみたいけど、怖いです」というアメリカ人の相談と、それに対するやりとりが盛り上がっていたので、こちらに翻訳・要約して紹介します。
引用元：I want to try lolita, but I am terrified!（※英語）
ロリィタをやってみたいけど、怖いです
ロリィタのみなさん、こんにちは。私はニューヨークのブルックリンに住む27歳の女で、ロリィタをやってみたいとものすごく思っています。ですが、躊躇があります。何かアドバイスや後押しをいただけませんか？
(1) 27歳で、既婚です。かわいいドレスや靴を身につけるには歳を取りすぎているでしょうか？
(2) 私はすこし太っています。人気のブランドの服が入るでしょうか？ ソックスやブーツなどの小物はどうでしょうか？
(3) ときどき、他のロリィタさんが怖く感じます。ロリィタに関して「こう着るべき」「これは着るべきでない」「これは買うべき」「好きなものを着つつ、痛いと思われないためには」などの情報が溢れています。こういった情報をビデオブログで発信している女の子たちが私より10歳以上若いのも、怖いと思う理由です。間違った着方をして、若い人達に笑われるのが怖いです。
(4) 服は隙なのですが、ウィッグを買いたいとは思いません。自分の髪を染めるのにけっこうなお金を使ってきたので、自分の髪（赤です！）を気に入ってるし、これ以上髪にお金をかけたくないんです。カラフルなウィッグをつけずにかわいいロリィタになれるでしょうか？
(5) 私は８割がたメガネをかけているのですが、メガネをかけているロリィタさんをあまり見かけません。メガネありでロリィタになれるでしょうか？ その場合、どんなヘアアクセサリーが合うでしょうか？（たとえば、メガネをかけているときはヘアバンドはつけられません）
(6) 最後に変な質問になってしまうのですが、ロリィタを着ていながら大人っぽくあることは可能でしょうか？
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これに対し、10件ほどのコメントがついています。一部を掲載します。多くは上記の数字に合わせて回答しています。
Aoipeachさんのコメント
(1) 遅すぎるなんてことはありません。理解されない人への準備はしておいたほうがいいですが、自分らしくいていいんです。
(2) 大きいサイズのブランドを利用したり、自分で加工したりする必要があるかもしれません。
(3) 残念ながら、いじわるなことを言う人もいるのがこの業界の現実ですが、そういう人は何に関してもいじわるなので、気にすべきではありません。ロリィタの友達をつくって、アドバイスを貰ったり、一緒に行動したりすると、安心できると思います。
(4) ロリィタでは細部まですべて大事です。もちろん髪も。ウィッグは必須ではありませんが、その場合は地毛のスタイリングが重要になります。クリップエクステもおすすめです。
(5) 日常用のメガネとは別に、ロリィタ用のメガネを持っている人が多いです。ピンク色だったり、装飾があったり。どんなヘアアクセが合うかはスタイルによりますが、ハット、バレット、クリップ、リボン、ボンネットなどが合うでしょう。
(6) 大人ロリィタは可能です。私も大人ですが、ロリィタを着て、テレビゲームで遊んで、漫画を読みます。大人であることの一番の利点は、自分の好きなことができることです！
happy_tomatoさんのコメント
同じエリアに住んでいますよ！ もしよかったら、私たちのお茶会に来てください。ほとんどが20代の前半〜後半なので、あなたも入りやすいはずです。
(1) いいえ。決して。まったく。ほとんどのロリィタさんはそのくらいの年齢です。
(3) まず、その人たちはあなたより10歳も若くないです。そう見えるだけで。嫌な人はたくさんいるし、いい人もたくさんいます。一般の人に笑われるかもしれないし、他のロリィタに嫌なことをいわれるかもしれませんが、面と向かって言われることはほとんどありません。誰でも失敗はするものです。事前によく調べることも大事です。
(4) ウィッグは必須ではありません。カラフルな髪も必須ではありません。最近は自然な色の髪が主流です。
(5) メガネありですよ。かわいいものなら何でも。
(6) はじめの印象とは違うかもしれませんが、ロリィタは実際には大人のためのものです。お金のかかるファッションなので、親が金持ちでない限り、若い人がロリィタをするのは困難です。大学を出てから、よいものを買えるようになる人がほとんどです。
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他にもたくさんのコメントがついていますが、温かい歓迎の言葉と、具体的なアドバイスが大半、という感じでした。
上記のアドバイスは、日本の初心者ロリィタさんにも参考になるのではないでしょうか。
他のアドバイスも気になる方は、ぜひ I want to try lolita, but I am terrified!（※英語）を見てみてください。
それでは、素敵なロリィタライフを。
（※見出しの写真は、5/31にILTS&KawaCuraで開催したお茶会のときのものです）
