gouk2017春夏ファッションショーに行ってきた!レポート&デザイナーインタビュー

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goukとは?

(ゴウク) は、デザイナーの國友剛さんが主宰する、和をテーマにしたカジュアル&モード系ファッションブランドです。

「T. KUNITOMO」のデザイナー國友剛が、
2003年からスタートした、新しい「和」をテーマに展開する
カジュアル&モード系ブランド。
「温故知新」
古き時代が持つ懐かしさや暖かさ、そんな日本を再発見すること。
「花鳥風月」
自然の中に織りなす雅かで優雅な世界。そして有限で深遠なる世界。

gouk.jp

会場到着

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今回の会場は、下北沢の和食レストラン「いちねん」。

最初は「え、飲食店でファッションショー?」と思ったのですが、いざ着いてみてなるほど、庭付きの日本家屋をリノベーションしたお店は、和柄・和風のスタイルを特徴とするgoukのイメージとぴったりです。

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入り口で璃月愛さんと記念撮影。愛さんは記者バージョンなので、メガネスタイルです。

記事の後半では、愛さんによるgoukデザイナー國友剛さんへのインタビューも掲載しています。ぜひお楽しみに。

ショー開始

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時間になり、ショーが開始。デザイナーの國友さんと、gouk新宿マルイアネックス店・gouk京都ギャラリー店長の神崎さんのお二人によるトークショー形式で、新作が紹介されていきます。

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レストランの店内通路をモデルさんが歩くという、非常に距離感の近いスタイルが、初めて参加する我々には新鮮に感じられました。

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後ほどインタビューでも詳しく語られますが、「海に行きましょう」というのが今回のテーマの一つ。Tシャツやワンピースのような夏の定番スタイルでありながら、墨で手描きされたデザインや、刺し子柄や縄柄だったりと「和」の要素が散りばめられています。

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腕時計やリュック、折り畳傘などの小物も登場。どちらもファンからの度重なる要望があり、いくつも工場を回ってようやく形になったとのこと。

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もちろん、カジュアル路線だけでなく、黒がセクシーな和モードスタイルも。左の女性は折り鶴の柄ですね。かっこいいです…!

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」のラインは、自身がロリィタ愛好者でもある女性スタッフ森口さんがデザインに加わり、新しい和ロリィタスタイルが発表されました。スカート、JSK、Aラインワンピの3種類です。

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「星咲く爛漫柄」と名付けられた、金平糖が散りばめられた柄がスカートとニーハイの両方に使われています。バッグも「金平糖が入っているお菓子の袋」をイメージして作られたそう。

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市松柄やストライプにも、飴が散りばめられていて、「和ロリで甘ロリ」が表現されています。金平糖とパールと縫い合わせたチョーカーもかわいいですね。

goukデザイナー國友剛インタビュー by

さて次は、璃月愛さんによる、goukデザイナーの國友剛さんのインタビューです。今回のコレクションのテーマや、新しい和ロリスタイル、今後の展望についてお話しいただきました。

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──goukの今回の春夏のコレクションなんですが、テーマとしては「海に行けるような格好」とおっしゃっていましたよね。このテーマについてもう少し詳しく伺えますか?

goukは和のイメージが強いので、僕らが「海に行こう」 っていうと「日本海」のイメージになってしまいそうなんですけど、今回はそうではなくて「太平洋側」を意識しました。

──明るい感じですかね? 「日本海の雄々しい荒波」というよりは「明るくて、日差しがさんさんと降り注いでいるビーチ」というか。

そうですね。で、「そういう所で和のものを着たらどうだろう」と考えました。

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──比較的、軽装で着やすそうな服が多かったように感じました。私は普段、goukのイメージとは遠い、かっちりとしたロリィタを着ているのですが、私のような「コアな和のファンではない人」でも着やすいといったことは意識されたのでしょうか?

はい、そういう方にも、意外と取り入れやすいような、「ちょっとモードな和」を意識して作っています。デニムにも合わせられるよ、みたいな。

goukの中は、モード系とカジュアル系と二つの概念があって、今回のショーはカジュアルラインを前面に出しました。外に展示してあるサンプルを見ていただければ分かるんですが、実際はモードでがっつり黒くて、というのもたくさんあります。

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──gouk雅の新しいロリィタについて伺いたいです。今まで「和ロリ」というのはいくつかのブランドから出ていると思うのですが、金平糖を使ったデザインは初めて見ました。このこのアイディアはどこから出たのでしょうか?

今回から、雅のラインはデザイナーの森口と一緒に作っています。実は、まだ世間に発表していないんですが、僕が今作っているラインのものがあって、それが和菓子をテーマにしているんですよ。

その関連もあって、「和菓子をテーマにしてロリィタを作るなら、金平糖とか飴みたいなのがいいんじゃないかな」という話が出て、それを取り入れて作ることになりました。

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──今回拝見した3着は、小豆色など、落ち着いた色が多く使われていましたよね。この色には何かこだわりがあったのですか?

ヨーロッパっぽい色というよりは、「和の色」を意識して色を決めました。
それと、うちの今までのお客様は、けっこう大人の方も多いので、若い方だけでなく、大人の方でも取り入れて貰えるような、大人っぽい渋めの色というのも意識しています。

──今後ロリィタのラインで出して行きたいモチーフや、展望などはありますか?

基本的には、スイートなもの、甘いものに、和の要素が絡まるものを出そうと考えています。未発表のラインでやっている和菓子のアイディアをロリィタの方に入れるかもしれません。

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既に次の秋冬のものを、森口と一緒に準備しているんですが、「ヨーロッパっぽいものを、どう和に表現するか」ということは意識しています。森口は自身がロリィタさんなので、どうしてもヨーロッパの方に行きがちなんですが、それをどう和に落とし込んでいくかが鍵になりますね。

今回の雅も、たとえば飴の中にレースがあったりするんですが、そういう落とし込み方もありますね。あるいは、みんなが「これはヨーロッパでしょ」と思うようなものでも、よく見ると和で統一されている、みたいなものもやってみたいと思っています。

──ありがとうございました!

サンプル展示・受注会

建物の外のお庭では、今回の新作のサンプルが展示され、受注会が行われました。

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愛さんも早速、雅の新作を試着されていました。

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雅のデザイナー森口さんとも少しお話できました。

今回発表された作品は、来年のはじめ頃から徐々に店頭に並び始めるそうです。ぜひ楽しみにしてお待ち下さい。

gouk店舗・ウェブサイト情報

璃月愛さん関連リンク

 

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