ブリデコ vol.10 参加レポ〜昼の部「Side: 魔法王女」編

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2016年1月10日(日)に、「」こと Brilliant Star☆デコレーションズ vol.10が開催され、KawaCura取材班もプレスの一員として参加させていただきました。何回かに分けて、当日の様子をレポートしていきます。今回はショーの「昼の部」です。(ブリデコ10の記事をもっと見る

ブリデコとは?

「Brilliant Star☆デコレーションズ」通称「ブリデコ」は、BABI & Kaieの二人組が主演・主催する、ゴシック&ロリィタの総合的なファッションイベント。ファッションショーと音楽ライブやナレーション、演劇、ダンスなどが、ひとつながりの「物語」として構成されているのが大きな特徴です。(ブリデコ公式サイトはこちら

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ブリデコvol.10 直前インタビュー

Opening Live

今回はライブパートから始まるようです。激しい音楽とともに、主催・主演のBABI王子・Kaie王子の登場です。

会場からはさっそく黄色い声援が。サイリウムを振っている人も見えます。

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MC: 魔法の力に目覚めよ

歌に続いて、ブリデコのショーの大きな特徴である「語り」の時間です。

毎回、テーマに関連した背景が語られるます。歴史好きの私としては、個人的に一番楽しみにしている部分です。

今回のテーマは「魔法王女と魔法使い」です。客席の参加者は「何度も生まれ変わり、いにしえの記憶・魔法の力を失った、魔法使いの末裔」であるようです。

魔法に目覚めたお前たちは、今すぐにでも魔法の力を使えるはずだ
どうだ? 人差し指に力を集中してみろ

今でも西洋文化で「他人を指さすのはマナー違反」とされていますが、それは人差し指が魔法を使う指であり、他人に向けるのは「呪いをかけてやる」という意味になるから、というのが由来だそうです。

また、魔法使いといえばおなじみの「魔法のステッキ」がどんな役割を持つものなのか、古代の精霊の四元素についての話などが語られます。

さあ、そのキラキラと輝いていた姿を思い出すがいい

そう言って、次のファッションショーパートへとつながっていきます。
このように催しが変化しながら進行していくのが、毎回のブリデコの醍醐味です。

今回は、昼の部はロリィタ系、夜の部はゴシック系のブランドが中心となっています。

Collection: RoseMarie seoir

RoseMarie seoir (ローズマリーソワール) は、「大人になる為に少し背伸びをした女の子たちのヒミツの空間」をコンセプトにしたファッションブランドです。マカロンやマシュマロのような、カラフルでふわふわな世界観が特徴的。(リンク: RoseMarie seoir )

発表されたコレクションの全部を紹介すると膨大な量になってしまうので、ここでは各ブランドごとに一部を掲載していきます。

かわいく華麗な服装とモデルさんをご覧ください。

Collection: Caramel*Ribbon x

Triple*fortuneは、ブリデコ主催のKaie王子のブランド。19世紀のヴィクトリア調の世界観を、ドレスやヘアアクセサリーで表現しています。(リンク: Triple*fortune

Caramel*Ribbonは、アクセサリーデザイナーのゆぅさんがデザインする、スイーツデコ・アクセサリーのブランド。身につけたら魔法少女になれそうな、羽根とハートのアクセサリーが人気です。

続いては、事前インタビューでも予告があった、トリプルフォーチュンとキャラメルリボンのコラボレーションです。

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MC: 正しく美しい魔法の力の使い方

続いてのMCは、「魔法の力の使い方」の話。

本来、魔法に善悪はない
ただの不思議なエネルギーだ
魔法使いの意思で 魔法は良くも悪くもなる

「良くも悪くもなる」の一例として挙げられたのが、ディズニーの映画にもなった童話「ラプンツェル」。

「ラプンツェル」は、そもそも野菜の名前なのだそうです。一体どんな話なのか、なぜそれが髪の長い少女の名になっていくのかが話されますが、いいところで

続きは勝手に読むがいい

と打ち切られてしまいました(笑)。

はるか昔 お前たちもそんな
キュートでダークな魔法使いだったかもしれないな!

続いてのコレクションは、先ほどの2ブランドよりも「ダーク」をテーマにしたものが出てきそうです。

Collection: Royal Princess Alice

Royal Princess Alice (ロイヤルプリンセスアリス) は「ワンランク上のゴシック・ロリータ・クラシカル」をコンセプトにしたファッションブランドです。ヨーロッパのPrincessのように気品高く Aliceの世界のように不思議でキュートでダークな世界観が特徴です。(リンク: Royal Princess Alice

MC: 魔法使いと「使い魔」

続いてMCパートは、「魔法使いのシン」こと和合真一王子と、「魔法使いのリョウ」こと小林涼王子の登場です。

久しぶりだな、魔法使いのシン
確か「夏の星祭り」以来かな?

この「夏の星祭り」は、昨年夏の「ブリデコ in サンリオピューロランド」を指していると思われます。

二人の話題は、魔法使いと「使い魔」の話。

ここで、使い魔の話をしましょう
魔法使いが護衛のために飼っている動物を「使い魔」と言うんだ

シン王子の腕に抱かれているのは、彼の「使い魔」の猫「クルックシャンクス」です。リョウ王子の使い魔はフクロウ。今はまだ寝ているそうです。

使い魔の種類は、犬や猫、馬、ロバ、さらにはゴキブリなんかもあったとか。そして…

私は上級階級の魔法使いなので 人間を飼うこともできるかも知れない
この中で 私に飼われてみたいという者はいるか?

お二人がステージを降りて、手を上げた「飼われてみたい人」にステッキを配る流れに。

こちらの方は、リョウ王子に

私とシン どっちがタイプだ?

と聞かれて困っているようです(笑)

じゃあこの次は 魔法使いにも使い魔にも相応しい
格好良くて可愛いファッションの登場だ!

Collection:

PUTUMAYO(プトマヨ)は、ロリータ&パンクテイストのアイテムを展開する原宿ファッション系ブランド。「可愛らしさの中にも毒がある」をコンセプトとしています。(リンク: PUTUMAYO

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LIVE

音楽が激しいものに切り替わり、再びBKライブの時間です。

2曲目はゆっくりした曲調。

詩の内容は四元素にも触れながら、「魔法の力で人々を助けたい」と願った魔法王女の、悲しくも美しい物語が紡がれます。

歌が終わると、コレクションに戻ります。

Collection:

metamorphose temps de fille (メタモルフォーゼ タンドゥフィーユ) は、ジャンルにとらわれない、自分なりのロリィタファッションを求めるロリィタちゃんのための、ロリィタファッションブランドです。(リンク: metamorphose temps de fille

Ending

メタモルのコレクションが終わると、王子姿のBKが登場。ショーのエンディングです。 

何でもできるはずの「魔法の力」がなぜ使えなくなってしまったのかが明かされます。

そして

魔法使いたちよ、再び集え!

カーテンコールです。

キャストたちが順に紹介され、拍手に包まれて閉幕です。

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苦しくても辛くても 不思議な力に頼ることなく
この地上で夢を実現しようとしているお前たち…
今年もお前たちに
大いなる幸あれ!

おまけ: ハイタッチ会

昼の部のショーのあとは、ゲストモデルさんとの「握手会」ならぬ「ハイタッチ会」が行われました。

ステージ上にキャストが並び、順にハイタッチしてもらえます。

参加は任意だったのですが、このとおり、大盛況でした。

以上で、昼の部のレポートは終わりです。

最後まで読んでくださってありがとうございました。ブリデコ10の他の記事もぜひご覧になってください。

出演者

【主演】
BK – Brilliant Kingdom (BABI & Kaie)

【ゲスト】
小林涼
和合真一
片山萌美
星名桜子
青木美沙子
櫻井アンナ
浅川悠

【モデル】
真由
梨乃
佑美
恵美子
鈴乃
ぽち
春野イヴ
錦戸彩花
サフィラ

【MC】
石井利奈 
篠田有香

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