2016年6月12日(日)に、「ブリデコ」ことBrilliant Star☆デコレーションズ vol.11が開催され、KawaCura取材班もプレスの一員として参加させていただきました。こちらの記事では、当日の様子を簡単にご紹介いたします。
ロビーでの参加者スナップやショーで撮影したたくさんの写真は、こちらのギャラリーページに掲載しております。
ブリデコとは?
「Brilliant Star☆デコレーションズ」通称「ブリデコ」は、BABI & Kaieの二人組ユニット「Brilliant Kingdom」が主演・主催する、ゴシック&ロリィタの総合的なファッションイベント。ファッションショーと音楽ライブやナレーション、演劇、ダンスなどが、ひとつながりの「物語」として構成されているのが大きな特徴です。(ブリデコ公式サイトはこちら)
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昼の部「side 白雪姫」
開場時間になり、ホールに入ると物販が行われています。
また、ホール内には撮影用の背景が複数設置されていて、スナップ撮影をすることもできます。
参加者の中にも、「過剰装飾」な装いをする方々が見られるのが、ブリデコの特色のひとつ。
今回の「白雪姫と聖なる柩」にあわせて、「白雪姫」「継母」「王子様」をモチーフにしている方が多くいらっしゃいました。(もちろん、普通の服装の方も大勢いらっしゃいす。)
ショー開演
さて、13時になり、開演。
空からの「おとぎ話の暗い森の奥へ、お前たちも踏み込んでしまったようだな」という声とともに、ショーが始まります。
最初は、輝ける王国「Brilliant Kingdom」の扉を開く歌とBK王子お二人の自己紹介。
続いてはファッションショー。各ブランドのドレスやアクセサリーを身にまとったモデルたちが、次々とランウェイに現れます。
昼の部は白雪姫にフィーチャー。Kawaii系というか、ポップ・ガーリーなものが中心のようです。
RoseMarie seoir 、Princess Doll のコレクションが紹介された後は、「歌」「ファッション」とあわせてブリデコのもう一つの特色である「語り」の時間。
私Rokiの大きな楽しみでもあります。こういう話大好きなのです。
本を持ったKaieさん、BABIさんが、ディズニーよりも前の、そしてグリム童話よりもさらに前の、「ドイツの古いおとぎ話」における白雪姫の話から始まります。
よく知られている「白雪姫」とは、筋書きや設定が違うところがあるようで、その変遷や経緯が語られました。
続いてはふたたびファッションショー。今度は、主催のKaieさんのブランド Triple*fortune です。
ラストの花のドレスは圧巻。思わず隣りにいた同僚ヤブノウサギと目を見合わせてしまいました。
さて、トリプルフォーチュンのコレクションが終わると、お次は…おもむろに、イケメンが次々と登場してきました。
着ているのは、BKのプロデュースでデザインされた PUTUMAYO の「にゃぽれおんパーカ」のようですね。
全部で7人。彼らが「7人の小人」のようです。
ここから、客席との交流タイム。白雪姫に関する○☓クイズを出したり、プレゼントを配ったりしていました。
その後は PUTUMAYO のコレクションへ。
音楽が激しいものに変わり、Brilliant Kingdomのライブへ。
「無垢は美しいが、無知だ」
「人間も雪のように白く、無垢な心のままに、生きていくことはできない」
そして、ラストのコレクションは、 metamorphose temp de fille です。
最後に、出演者全員が再登場し、カーテンコール。
BKのお二人の「大いなる幸あれ!」の声とともに、閉幕です。
ショーが終わった後は、ステージ上で握手会ならぬ「ハイタッチ会」が行われました。
終演後、おまけでイケメンズの写真も撮影させて頂きました!
夜の部「side 聖なる柩」
昼の部終了から1時間ほど空けて、夜の部のロビー開場です。
まずはロビーのスナップから。
昼の部よりもさらに参加者の数が増え、過剰装飾の方々は装飾も全体的にパワーアップしている印象を受けました。
ファッションコンテスト
さて、開演です。夜の部はファッションコンテストから。事前にエントリーした一般参加者が、ステージに上がり、自慢のコーディネートを審査員と観客席に披露します。
審査員長はKERA・Gothic&Lolita Bibleの松村編集長。そして各ショウ出展デザイナー、ゲストの皆様等が審査員を務めていました。
各審査員が一人(一組)ずつ、受賞者を選ぶシステムです。
ショー開演
さて、18時になって、いよいよ夜の部のショーが開幕です。
ブリデコではおなじみのダンサーさんたちが、継母や鏡、鏡の精に扮して登場です。
そして、Brilliant Kingdomのお二人も現れました。
はじまりの挨拶、歌、そして「白雪姫の継母」にまつわるストーリーの語りを経て、ファッションショーへ。
まずは Juliette et Justine と funny fairy から。
事前の予告にもあったとおり、夜の部は「白雪姫の継母」にフィーチャー。可愛らしいデザインが多かった昼の部に比べて、暗く、ゴシックなデザインが多い印象です。
と、ここで、昼の部にも出演された小林亮王子が登場しました。客席との交流の時間のようです。
「私の優秀なしもべ達よ、おとぎの森の魔法のりんごを、この者たちにもおすそわけしておくれ」
客席へプレゼントが配られたり、おとぎ話における「りんごの魔法の力」に関するクイズが出されたりしていました。
そしてふたたびコレクションへ。
ブランドは elements,H と Royal Princess Alice です。
モデルさんが退場したところで音楽が変わり、舞台が暗転。
そして、白雪姫を憎む継母の恨み言が、空から聞こえてきました。
「鏡を見るたびに、不安が押し寄せてくるのです」
踊る継母と鏡の精。
BKのお二人も登場し、魔法の鏡の知られざる真実や、継母の目線から見た「もう一つの物語」が語られます。
「継母は本当に魔女だったのだろうか?」
「美しさに自信があり、気位が高かった継母は、自分の内なる、裏腹な不安を、鏡の中に見いだしてしまった。
それを『魔法の鏡』と呼んだのかもしれないな……」
そして、そのままBrilliant Kingdomのライブに突入! 盛り上がりは一気にピークに達します。
ライブのあとは、最後のコレクション。ブランドは Beluga と Triple*fortune です。
最後は鏡のドレス。
身体に鏡を纏い、鏡を見つめる白雪姫。
彼女も継母と同じように、鏡の魔力に勝てなかったのでしょうか…
フィナーレです。出演者全員が再登場し、カーテンコール。
BKのお二人の「大いなる幸あれ!」の声で閉幕です。
コンテスト結果発表
ショーのあとには、夜の部の最初に行われたコンテストの結果発表が行われました。
各審査員の方々から、一組ずつ受賞者へ賞品が手渡されます。
どなたもとても素敵でした!
以上、 Brilliant Star☆デコレーションズ vol.11「白雪姫と聖なる柩」のレポートをダイジェストでお送りしました。当日は他にも多数写真を撮りましたので、ギャラリーページの方もご覧いただけると嬉しいです。
次回のブリデコは?
さて、気になる次回のブリデコですが、会場の都合により、開催できるのは来年になるそうです。
会場予約の問題で次回のブリデコは来年。
12日に参加しないと半年以上空いてしまうよ。
ブリデコのロビーはさながら社交界。ゴスロリデビューを考えている姫はチャンスが延びてしまうし、常連で過剰装飾楽しみたい姫はその大きな機会がひとつ減る。
さあ、ローソンへGO! Lコード76089!— BABI 1/22 新年パーティー椿山荘 (@bk00bk) June 9, 2016
人間社会にログイン中の皆様ー!
人間生活から本来の姿に戻る記念日!=ブリデコ
次回ブリデコは6/12です★
その後、約半年空くので行くなら6月!、ブリデコ行ってみたい!
興味本位!な方は、すぐに宿と航空券、夜バス、新幹線の準備をお願い申し上げますっ— Triple*fortuneカイエ (@triple4tune) June 9, 2016
気になる方は、公式Twitterの情報を定期的にチェックして、最新情報の更新を待ちましょう。
それでは、最後まで読んでくださってありがとうございました! 青いスーツのRokiでした。